
舗装材用不陸抑制シートフリックス(Flix)
- ガタつき・不陸を解消し、歩行者や高齢者の安全を守る
- 荷重を分散し、下地の安定性を高める
- 施工後の美しさと安定感を長期間キープ
- 補修コストの削減に貢献
- シートタイプで施工性がアップ
フリックスについて
不陸防止の新技術!
フリックスはブロック系舗装の不陸や局部沈下を抑制するための補強シートです。
舗装面の段差、わだち、変形などを抑制し耐久性の向上が期待できます。
耐アルカリ性とセメントとの親和性に優れ透水・非透水性ブロックに限らずどちらにも適応できます。
フリックスの特徴
軽量で高強度な繊維
フリックスに使用されている特殊繊維ビニロンは、繊維強度が高く、耐候性・耐薬品性に優れています。コンクリートの曲げ強度向上・高靱性付与・耐衝撃・ひび割れ抑制に貢献する高機能繊維です。
不陸・局部沈下防止
繊維を縦・横・斜めの3方向から編み込んだ正三角形の格子(三軸メッシュ)構造が、あらゆる方向へ均等に力を分散し、地盤の凹凸や部分的な沈下を強力に防ぎます。
耐久性・施工性
錆や腐食がなく長持ちし、コスト削減にも貢献します。1枚ずつ設置が必要な不陸抑制強化板と違い、全体にサッと敷くだけで済むため、施工の手間が大幅に省けます。
フリックス(Flix)のメカニズム
3軸メッシュ工法
特殊繊維のビニロン糸を三方向に60度配列させ、正三角形の格子目を構成して、しっかりと固定した三軸メッシュ状のシートです。
強度分布
繰り返しかかる交通荷重を全方位に分散させることで不陸や局部沈下の制御効果が高まります。
※図は強度分布のイメージです。
施工断面図
(フリックスなし)
- 雨水が目地から侵入し、クッション砂が路盤に流入
- 繰り返し交通荷重により、ズレが発生
- たわみ性舗装構成が破壊され、局所荷重となり不陸が発生
(フリックスあり)
- 透水シートを敷設しクッション砂の流出を抑制
- フリックスによる荷重分散効果で、ズレを抑制
- たわみ性舗装構成を保持でき、不陸の発生を抑制
品質について
耐アルカリ性・耐候性試験
(ビニロン繊維の耐アルカリ性)
コンクリート製インターロッキングブロックは、アルカリ性が強いため、耐アルカリ性試験を行う。本来の性能や形状を保持することを確認。
(ビニロン繊維の耐候性)
敷設された状態で紫外線による劣化は考えにくい。屋外暴露試験では、12ヶ月後に約60%となったため、屋外保管には留意する必要がある。
大型車両による輪荷重走行載荷試験
試験概要
インターロッキングブロックを敷設した路盤の上で大型車両の繰り返し走行を一定期間おこなう。
※詳しい概要は下記を参照
- 試験場所
- コンクリート2次製品工場敷地内
- 舗装断面
-
- インターロッキング(t80)
- フリックス
- サンドクッション(t20)
- 透水シート
- 砕石路盤(t150)
※(概要資料-1)を参照
- 交通荷重
-
- 大型車30台/日 × 往復 = 60台/日
- 工場稼働日平均21日/月
- 走行回数約1200回/月
※(概要資料-2)を参照
- 構内速度
- 10km/h以下
(概要資料-1)
大型車の走行状況路盤断面図
(概要資料-2)
大型車の走行状況
試験結果
本実験により、大型トラックの繰り返し走行により、路盤が締め固まることによる沈下がみられた。
しかしサンドクッションの流出を透水シートで抑制することで、フリックスの荷重分散効果が最大限発揮され、舗装面の平坦性が健全な状態であることを確認できた。
局所的な不陸が発生していない為、たわみ性舗装構成の長寿命化を図ることが期待できる。
※詳しい試験結果は下記を参照
- 試験場所
- コンクリート2次製品工場敷地内
- 施工実施日
-
令和6年9月7日〜
- 舗装材
- インターロッキングブロック(t=80)
- 結果
- 不陸なし(令和7年5月1日現在)
※(結果資料-1、2)を参照
(結果資料-1)
舗装が平らで、部分的なへこみや盛り上がりは見られず、不陸がないことを確認
(結果資料-2)
舗装を剥がして確認しても、損傷や弛みはなく、垂直な設置状態を維持
耐久性・耐荷重試験
試験目的
舗装路盤における不等沈下(不陸)の発生を抑制するため、補強材として敷設される「不陸抑制 シート(ビニロン3軸メッシュ等)」の機械的変形抵抗力を評価する。
高精度万能試験機を用いて局 所的な垂直圧縮荷重を負荷し、シート各繊維の張力発揮メカニズム、路盤沈下への追従性、および 破断時の最大限界耐荷重を定量的に実証することを目的とする。
※詳しい概要は下記を参照
- 試験モード/種類
- シングル/圧縮試験
- 試験速度
- 5mm/min(一定速度制御による変位負荷)
- 試験片形状
- 平板(周囲木枠拘束構造による支持固定)
- 載荷形式
- 円形平盤による局所中心載荷
全体写真
拡大写真
試験結果
実施された材料圧縮試験より得られた、最大点における試験力測定値を以下に示す。
※詳しい試験結果は下記を参照
- 最大点 試験力
- 1,796.59N (約1.80kN)
<荷重ー変位曲線の挙動解析>
測定データにおける試験力(N)と変位(mm)の相関グラフから、不陸抑制シートの応力挙動を以下のように3つのフェーズに区分して解析する。
- 初期馴染み領域(0~10mm):
載荷開始直後、メッシュシートの初期のたわみおよび固 定掴み部の微小な滑りにより、グラフは緩やかに立ち上がる挙動を示す。 - 張力発揮・高剛性領域(10~45mm):
シート全体の3軸メッシュ繊維が一斉に緊張を開 始する。グラフは非常に高い傾きで直線的に上昇しており、外部からの沈下圧に対して強 力な抵抗剛性を発揮し、荷重を周辺へ均等に分散させていることが証明される。 - 最大点・限界領域(45~50mm):
構成繊維が限界張力に達して順次微小破断を起こし、変位 約50mm時点で最大耐荷重1,796.59 Nを記録。その後、完全破断領域へと移行 する。
<総括および技術考察>
- 初期沈下に対する優れた抑制効果:
変位 10mm 以降に見られる急峻な立ち上がりは、実現場に おいて初期の微小な路盤沈下(不陸)を検知した瞬間から、シートが即座に高い突っ張り力(張 力)を発揮することを示している。 - 実用上の安全性の立証:
局所的な集中加圧に対して最大約 1.80 kN(1,796.59 N)の強度を保持 していることから、歩行者環境や軽車両の踏み付け荷重条件下において、長期にわたり安定した 路面平坦性を維持できる十分な耐久性能を有していると評価される。
施工事例
フリックスは様々な舗装工事等で使用されています。
施工事例①
施工事例②
⚠️ 保管・取り扱い上の注意点
- 引きずったり、落としたりしないで下さい。
- 屋内で、水に濡れないようにして保管して下さい。
- 製品は必ず立てて保管するようにして下さい。
- パレットの段積みはしないようにして保管して下さい。
- 直射日光・高温多湿・極寒の環境下での保管はしないで下さい。
- 酸性又はアルカリ性の薬品を付着させないで下さい。
- 可燃物のため火には近づけないで下さい。
製品カタログ
フリックスの製品情報をご確認ください。
| FL2024 |
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幅100(cm) × 長さ50(m) | 6.2kg / 巻 | ブロック舗装の不陸抑制 |
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